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シャングリ・ラ ホテル 東京

シャングリ・ラ ホテル 東京

Highlights

  • 東京駅に隣接する丸の内トラストタワー本館の最上階 11 フロアを占める総客室数 200 のホテル
  • Meraki を導入したことで、館内 Wi-Fi カバレッジ強化および通信速度向上。クラウド管理で運用負荷を軽減
  • 管理コンソールで各コンポーネントの状態を一括して把握でき、運用管理の負担を削減

シャングリ・ラ ホテル 東京は、香港を拠点としてアジア/太平洋地域を中心にホテルを展開する高級ホテル グループ、シャングリ・ラ ホテルズ & リゾーツの日本初進出のホテルとして、2009 年3 月2 日にオープンしました。今回、Cisco Meraki ソリューション(以下 Cisco Meraki)により館内 Wi-Fi 環境の増強を実施しました。

 

お客様にとって快適な Wi-Fi はあって当たり前、という意識です。Cisco Meraki はクラウドによる管理性も高くコストも安いので、誰でもどこでも導入しやすく、専任者が少ない環境でも最適です。  シャングリ・ラ ホテル 東京 IT マネージャー, 長谷川 サミ氏

シャングリ・ラ ホテルズ & リゾーツは、アジア、北米、中東とヨーロッパに 95 軒以上のホテル、40,000 室以上の客室を擁し、さらに中国、カンボジア、香港、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、サウジアラビアやスリランカでの新規オープンに向け各地で開発が進められています。シャングリ・ラ ホテル 東京は、同グループ日本初進出のホテルとして総客室数 200 室、東京駅に隣接する 37 階建ての複合ビル、丸の内トラストタワー本館の最上階 11 フロアに位置し、ラグジュアリー ホテルとして国内外の観光客、ビジネス層からの高い支持を集めています。 


課題

シャングリ・ラ ホテル 東京では、ネットワーク回線とワイヤレス機器の老朽化が進み、リプレイスが検討されていました。従来の課題について、シャングリ・ラ ホテル 東京 IT マネージャーの長谷川 サミ氏は次のように語ります。

「IT チームは 2 名の陣容で、スタッフ PC 環境の設定やヘルプデスク業務から館内のネットワーク構築、客室、宴会場などのお客様対応まで幅広く担当しています。2009 年のオープン以来導入している各種ネットワーク機器が老朽化し、不具合や故障も多くなっていました。お客様としてはホテル滞在時の Wi-Fi 環境はもはやあって当たり前、快適に使えて当然、という意識です。ビジネスで訪れるお客様は Web 会議をしたり、デイトレーダーの方はオンライン取引を行う方もいますし、Netflix などオンデマンドの映像を楽しむ方も増えています。

そんな中、もしも不具合があれば当然、コンプレイン(苦情)につながります。実際、我々 IT チームが Wi-Fi トラブルで客室にお伺いすることも非常に多くありましたので、少ない陣容ですから業務負荷は高かったのです。」

今回の更改の大きなきっかけとして長谷川氏は、「ネットワーク機器の更新となると多くの投資が必要なため慎重に検討していたのですが、2019 年ラグビー ワールドカップ、2020 年東京オリンピック、といったビッグ イベントが間近に迫り、刷新を決断しました。」と話します。

検討時、実はグローバルではほかにスタンダードなメーカー機種もあったというが、グループ初となる Cisco Meraki 導入が決定したのだといいます。長谷川氏はその要因について次のように語ります。

「今回、多くの他社製品と比較した際、 Cisco Meraki 製品の評判の高さを耳にしました。性能と管理性、提案力ももちろんですが、導入コストも非常に重要なポイントですので調べてみたところ、実は Cisco Meraki 製品がもっとも安価に導入可能である、とわかり、評判通り使い勝手もよい、ということで導入を決めました。」


ソリューション

Cisco Meraki の魅力について長谷川氏は、「クラウド上にダッシュボード(管理画面)がありモニタリングができること、設定変更も GUI で簡単であること、障害時も遠隔で状況を把握、遠隔対応も可能であること」であったと言います。同ホテルでは専任者の陣容が少ないため、こうした運用管理面は大きな魅力です。

検討、選定を経て構築は 2017 年 2 月に完了しました。

構築がそのタイミングになった理由について長谷川氏は、「2 月に大きなビジネス会議が開催され、最良の Wi-Fi 環境にて進行いただきたいと考え、先遣隊の IT 担当の方々と共に館内のワイヤレスのカバレッジと通信速度を計測しました。なんとか構築タイミングを調整して間に合わせることができ、結果として非常に高い評価をいただけました。カバレッジ、特に通信速度の実測数値には驚かれていました。」と語ります。

客室での通信速度は実測値でこれまで 15 ~ 16 Mbps 程度であったのが更新後は 150 ~ 160 Mbps になり、実に 10 倍になったことになります。さらに、リプレイス後は障害対応で客室に出向くことはまったくなくなり、IT チームのワークロードも大きく改善されました。

 

結果~今後

Wi-Fi に関しては来年早々に全客室への配備が完了予定。屋外用アクセス ポイントによるエレベータやプールなどのカバレッジも計画しています。そのほかではネットワークにおける各種セキュリティ対応、PCI データ セキュリティ スタンダードに準拠するべくサーバ室への入退室監視用 IP カメラ設置などが予定されています。