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当社は、お客様の高度化するセキュリティ要件に即応しなければなりません。
Cisco Meraki は、マネジメントが非常に楽でセキュリティ性も高く、安心して利用できます。
寺田 剛 氏
イー・ガーディアン株式会社 取締役 COO
イー・ガーディアン株式会社は「We Guard All」を理念とし、投稿監視、カスタマーサポート、デバッグ、サイバーセキュリティなどを一気通貫で担う総合ネットセキュリティ企業です。インターネットの普及とともに急成長を続ける同社は、全国に展開する拠点センター内の監視カメラに Cisco Meraki MV スマートカメラを採用。従来の管理課題を払しょくし、提供サービスの信頼性を支える業務監視基盤を整備しました。
同社の事業展開と今回の監視カメラリプレイスの経緯について、イー・ガーディアン株式会社 取締役 COO 寺田剛氏は、次のように話します。「当社はサイト内の投稿監視から事業をスタートし、ゲームや広告、SNS、EC などの投稿監視、カスタマーサポート、デバッグなどへ事業を拡大してきました。月間 1,000 万件以上の投稿監視で培ったビッグデータやノウハウをもとに、ディープラーニングや民間共同研究などによる最新技術の追求、24 時間 365 日体制のオペレーションと連携し、お客様サイトの安心安全を支えています。近年、不安定な社会情勢を背景としたサイバーセキュリティの需要増への対応にも注力していまして、文字通りインターネットの『ガーディアン(護り人)』として売上、利益ともに 7 年連続で 2 桁成長を続けています。ニアショア、オフショアを含めて拠点を展開する中で、お客様にサービス品質を保証し、万一の際のエビデンスとして提出が求められる、監視カメラによる業務エリアのレコーディングは欠かせません。その一方で、日増しに高まる管理業務の負荷軽減が、課題となっていました。」
情報システム部 インフラストラクチャー グループの中村友哉氏は、従来の課題についてこう話します。「これまではオンプレミス環境の監視カメラを活用していました。全国の拠点内のサーバ室にレコーダーがあり、24 時間 365 日稼働しているためメンテナンスと管理が非常に大変でした。事業の成長とともに拠点も拡大していく上で、まず会社の方針としてクラウド型のカメラにリプレイスすることに決めました。複数社の製品を比較検討して、Cisco Meraki MV スマートカメラ(以下、Cisco Meraki)を選定しました。」
中村氏は、Cisco Meraki を選定した理由に、以下の 5 点を挙げました。「1 点目は、管理画面上で、本部の管理者と拠点ごとの責任者で確認できる範囲を限定できる、ロール権限の設定が可能なこと。2 点目は、特定の拠点外からのアクセスを不可にする、IP 制限が可能なことと SSO に対応していること。 3 点目は、長期間の録画データを保持できること。明確な規定はありませんが、最低でも 3 ヵ月間、90 日間の保存を求めました。4 点目は、機器故障だけでなく録画エラー発生時に障害の検知が可能であること。そして 5 点目は、UTM 製品を提供しているサービスであり、クラウドの管理コンソールのセキュリティが担保されていると判断できることです。もし、クラウド上にアップされたデータが外部に漏れてしまった場合はインシデントとなり、クライアントをはじめとして、関係各所からの信頼を失ってしまいます。ですので、総合ネットセキュリティ企業としては、管理コンソールのセキュリティが担保されているかどうかはとても重要でした。これら 5 つの要件をすべて満たす製品は、Cisco Meraki しかありませんでした。」
従来機器と比較しての Cisco Meraki の優位性を、中村氏に語っていただきます。
Cisco Meraki MV スマートカメラはダッシュボードから、世界中のあらゆる場所ですべてのカメラを安全に監視、管理でき、追加のソフトウェアも必要ありません。「従来の監視カメラの複雑な管理システムや、今回検討した他社のクラウドカメラと比べても、Cisco Meraki のインターフェイスはなんて使いやすいんだ、と驚きました。拠点をプルダウンで選び、1 クリックであっという間に切り替えできます。映像もクリアで、巻き戻しなども容易。フロアマップ上にビジュアルで表示されるので、直感的に当該カメラを探しやすい。われわれ本部側だけでなく、IT に明るくない現場の拠点責任者からも好評です。」
MV スマートカメラには、すぐに導入して使用開始するための仕組みが備わっています。カメラを設置する前に、あらかじめネットワークに追加して、映像とソフトウェアの設定をリモートで調整することもできます。
「これまでのカメラは、機器設置後の初期設定にかなりの工数がかかっていました。Cisco Meraki は LAN ケーブルを挿せば自動で認識されて、まったく手間がかかりません。カメラの状態もオフラインかオンラインかが一目でわかり、何か不具合があった際の原因の特定も容易です。設定完了後、監視のためのアカウントを発行すると、各管理者から『見えました』と反応があり驚きました。これまではわれわれが現地に行けない遠方拠点での設置の際、電話でのやり取りで悪戦苦闘していたのですが、その労力もなくなりました。」
同社は 24 時間 365 日稼働しているため、入居している各施設の法定停電への対応も欠かせません。短時間の停電であれば各施設に備えている非常用バッテリーで対応しますが、長時間に及ぶ場合は電源車を持ち込んで現地対応することも多いとのこと。「その作業では、われわれは限られた時間内で対応が求められる作業が多く、カメラ 1 台 1 台の状況にまで気を配る余裕がありません。Cisco Meraki はオフライン状態からの復旧も自動でなされ、状態も一目でわかるので安心です。」
オプションのバックアップ クラウドアーカイブを利用すれば、すべての録画データは強力に暗号化され、クラウド上に保存。必要なときに管理画面から確認できます。保存期間は要件に合わせて30日、90 日、180 日、365 日を選べます。「こちらの要件通りに長期間の録画データが記録され、保存するためのソフトや機器も不要。メンテナンス対象が少ないため、管理性の面で非常に助かります。」
同社は順次、拠点への展開を進め、最終的には 3 法人、全国の 17 拠点への展開を予定しています。
中村氏は今回のリプレイスの成果について、次のように評価します。「カメラの台数は拠点ごとの規模や業務内容により、さまざまです。案件によっては専用室を設けたり、お客様からカメラの位置や台数を指定されることも珍しくありません。当社としてはお客様の求めるセキュリティ要件に柔軟にお応えする必要がありますので、監視カメラの設置、運用の柔軟性は非常に重要です。Cisco Meraki はこれまでと違い、関連する他の機器の選定や導入も必要なく、速やかに迷いなく展開することができます。われわれ情報システム部門は、人的リソースが限られている中で現場からのさまざまな要望にお応えしており、展開や運用、管理に手間がかからなくなったことは大きな成果です。また、拠点責任者も監視することが本筋ではなく、人を育てマネジメントすることが仕事ですから、余計な時間を割いて欲しくありません。その意味でも、使いやすくて見やすい Cisco Meraki には、とても満足しています。」
最後に寺田氏は、これからの事業展開とCisco Meraki への期待を、次のように結びました。「あらゆるビジネスでデジタルとセキュリティの重要度が加速度的に高まる中で、当社はお客様ビジネスの進化に合わせ、高度化するリクエストにスピーディにお応えしていかなければなりません。Cisco Meraki をはじめとするシスコのソリューションは統一感があり、マネジメントが非常に楽で使いやすく、セキュリティ性も高く安心して利用することができます。今後、事業を拡大する中で、あらゆる要件に対応できる柔軟性が最も重要であり、そこにアジャストしてくれるツールを探すことに常に苦労しています。ユーザ側のスキルレベルが上がり、監視するレベルも高まり、情報量もどんどん増えています。そこにわれわれの仕事が追随していくとなると、ネットワークへの負荷も高まります。シスコにはこれからも、包括的で安全なソリューションの提供に、期待しています。」
所在地 東京都港区虎ノ門 1 丁目 2 番 8 号 虎ノ門琴平タワー 8F
設立 1998 年 5 月
従業員数 2,303 名(連結)うち臨時従業員数 1,712 名(2022 年 3 月末日現在)
事業内容 インターネットセキュリティ事業
URL https://www.e-guardian.co.jp/
イー・ガーディアンは「We Guard All ~すべてのインターネット利用者に、安心・安全を提供します」を理念とし、時代の変化に合わせて投稿監視、カスタマーサポート、デバッグ、サイバーセキュリティなどに事業を展開。一気通貫で担う総合ネットセキュリティ企業として、成長を続けています。
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