ハイブリッドワークフォース
チームはあらゆる環境で優れたパフォーマンスを発揮できます。
プラットフォーム(PLATFORM)
アクセス製品
セキュリティとIoT製品
ベスト プラクティスを学び、革新的なソリューションを調べ、Meraki コミュニティでいろいろな人と知り合いましょう。
つながる
Meraki 導入により管理性が飛躍的に向上し、コア業務に注力できるようになりました。
中島 哲野 氏
株式会社クリーチャーズ
管理本部 情報システム部 マネージャー エンジニア
ポケモン原作3社の1社としてデジタルゲーム、カードゲーム、スマートフォンアプリなどの企画・開発・プロデュースを手掛ける株式会社クリーチャーズ。同社はオフィス移転に際してCisco Meraki(以下、Meraki)を採用し、ルータ、スイッチ、無線LAN、セキュリティカメラのフルスタック導入により、統合的なクラウド管理を実現。クリエイティビティと働きやすさを追求した新たなオフィス環境で、ゲームやCG開発でも快適かつ、管理性にも優れたネットワーク環境を実現しました。
株式会社クリーチャーズは、ポケモン原作3社の1社です。 主に『ポケモンカードゲーム』の企画・開発・制作、ビデオゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズから派生するデジタルコンテンツの企画・開発、ポケモンの3Dモデリング・モーション制作を行っています。また、ポケモン以外にも、オリジナルゲームの制作、iOS/Androidアプリの企画制作、書籍の企画編集や、NHK「みんなのうた」のアニメーション制作なども手掛けています。
2022年10月、同社は事業成長に伴って3箇所に分散していた拠点の集約を目的に、オフィス移転を実施。新たなネットワーク基盤に、Merakiを採用しました。従来環境での課題を、 管理本部 情報システム部 マネージャー エンジニアの中島哲野氏は「これまではコストを抑えた機器を導入し、管理システムも自前で構築していました。そのため各所でやりたいことができない、無線LANの通信品質に不満、人手によるメンテナンス負荷が高くコア業務のリソースが圧迫される、といった状態になっていました。」と述べます。
管理本部 情報システム部 サブマネージャー エンジニアの松本和樹氏も「これまでは本社をメインとして、他2拠点と専用線をつないでいました。ネットワークは大きく業務、開発、音声通信の3セグメントに区分けしており、用途変更があるとわれわれ情報システム部でコマンドを入力してVLAN設定を切り替える必要があり、手間が掛かっていました。」と話します。
オフィス移転に伴うネットワーク基盤刷新においてはこれらの課題を踏まえ、通信品質と管理性、セキュリティを重視。各社のソリューションを比較検討した結果、Merakiの採用が決定しました。中島氏はその理由を「ネットワーク業界トップであるシスコのブランド力と信頼性に加えて、有線、無線、さらにはセキュリティカメラまでが、クラウドダッシュボードで視覚的に管理できる点に魅力を感じ、採用に踏み切りました。」と語ります。
同社はMerakiのルータ、スイッチ、無線LAN、セキュリティカメラをフルスタックで導入。スイッチは10G対応のMXシリーズとMSシリーズ、無線LANアクセスポイントには安定した高速通信を実現する次世代ワイヤレスWi-Fi 6E 対応のMR57が採用され、6GHz の周波数帯にも対応し、将来の拡張性に備えた構成となっています。
加えて、同社はクラウド管理型スマートカメラMV32と12Wを採用。この理由を松本氏は、「当社はポケモンなど、厳格なコンテンツの管理が求められます。そのため従前から各所に監視カメラを導入していましたが、ネットワークとは別のシステムで管理負荷が高かったのです。Merakiのスマートカメラならネットワークと統合的な管理が可能で、高い可視性と制御性も備えています。アーカイブがクラウドに残せて社内の管理負荷を下げるとともに、必要に応じて迅速に証跡として提出できる点も魅力でした。」と話します。
クラウド管理型のMerakiは、ダッシュボードでエンドポイント、ネットワーク、アプリケーションまで、すべての状況を統合してリアルタイムかつ直感的、視覚的に把握可能。修復もリモートから実行できます。
加えて松本氏は、PoE(Power over Ethernet)の有用性を次のように語ります。「Merakiの各機器はPoEによる給電が可能。機器設置の際に電源を気にする必要がなく、電話機や各会議室前のスケジューリング ディスプレイなどにも活用しています。また、電源系のトラブル時もダッシュボードで把握、リモートでの修復が可能など、高い有用性を感じました。」
また、構築もMerakiの展開しやすい特性を生かし、同規模のオフィス移転と比較して1/3程度の短期間で終えたとのことです。
2022年10月、同社は約400名が一堂に会する新オフィスでの業務を開始。ポケモンカードを象徴的にデザインしたエントランス、社名である「Creatures」=生き物の姿をイメージしたテーブルが並ぶ会議室など、クリエイティビティを刺激する環境に生まれ変わりました。
Merakiの活用効果について、中島氏は次のように評価します。「Merakiのクラウドによる管理性は非常に高く、われわれ情報システム部門も手間なくリモートから迅速な対処が可能となり、新たな施策計画などのコア業務に注力できるようになりました。」
松本氏は「管理性が飛躍的に向上しました。提案時から期待していたダッシュボードは、実際に利用すると実に直感的で、経験の浅いメンバーでも特に説明しなくても操作が可能です。トポロジーマップの自動生成機能や、ファームウェアアップデートの日時設定機能なども実用的。障害発生時にも現場に駆け付けることなく状況が把握でき、対応が迅速化しました。」と語ります。また従前、通信品質に不満の声があった無線LANについても「オフィスエリアが拡充、人数も増えましたが、開催頻度と通信量の多いWeb会議でもトラブルがなくなり、社員からも好評です。」と、その効果を語ります。
最後にお二方は、今後の展開と Merakiへの期待を、次のように結びました。
「今後も事業規模が拡大し、プロジェクトに応じてさらなるオフィスの拡張も考えられます。Merakiはクラウドネットワーク プラットフォームとして、そうした際も統合的な管理が可能で、ビジネス成長に応じて柔軟に拡張できる点が、大きな魅力だと感じています。」(松本氏)
「Meraki導入により管理性の向上と安定した高速なネットワークの提供を実現できました。今後、 在宅でもオフィスと同等のクオリティで業務でき、AIなどを活用して統合的に管理しやすいソリューションの提供など、さらなる進化に期待しています。」(中島氏)
所在地 東京都千代田区九段南1-6-5 九段会館テラス 9階
従業員数 232名(2023年4月1日現在)
URL https://www.creatures.co.jp
ポケモン原作3社の1社として、主に『ポケモンカードゲーム』の企画・開発・制作、ビデオゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズから派生するデジタルコンテンツの企画・開発、ポケモンの3Dモデリング・モーション制作を手掛ける。 そのほか、オリジナルゲームの制作、iOS/Androidアプリの企画制作、書籍の企画編集や、NHK「みんなのうた」のアニメーション制作なども、各分野で蓄積されたノウハウを別の分野にも転用し、魅力的なコンテンツ作りを続けている。
現在のサイトを離れて別の言語に移行しようとしています.