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MIT

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Highlights

  • 拡大するユーザーベースに対応可能な高スループットの無線ネットワーク
  • 無線および有線ネットワークでポリシーの一貫性を確保
  • 既存のITインフラに統合しつつ、無線ネットワークのユーザー体験を向上

絵本作家ドクター・スースが建てるような、遊び心にあふれた一風変わった建物を思い浮かべてください。その建物には傾いたタワーやらせん状の中庭が付いており、レンガ、ガラス、金属部分はドラマチックな曲線を描いています。その中に世界一流のコンピュータ科学者を数百人単位で詰め込んでしまいます。 彼らのニーズに対応でき、且つこの建物中に回線を引かずに済むように、無線による強力なネットワークが必要になります。

米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市にあるマサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)でアシスタント ディレクターを務めるジャック・コスタンザ氏は、まさにそのような課題に直面いたしました。これまで建てられた中で最も困難なRF環境に、新しい無線ネットワークを構築しなければならなかったのです。「実際にスタタ・センターをご覧にならないと、私たちがなぜ苦労していたのかを理解するのは難しいかもしれません」とコスタンザ氏は語ります。「想像以上に個性的な建物なのです。」

建築家フランク・ゲーリーが設計したスタタ・センターは、8階建てで72万平方フィート(約6.7万平方メートル)もあり、800人以上の教職員、スタッフ、学生を擁するMIT最大の研究室です。当時使われていた無線システムに対する安定性と性能の苦情が後を立たなくなったため、CSAILのITチームは次の5つの目標をクリアできる代替システムを探しました。

  • クライアント接続の安定性を向上させる
  • 無線ニーズの急成長に対応できる処理能力を確保する
  • 建物の構造上の物理的な課題を克服する
  • 既存ネットワークの高度なポリシーに対応する
  • ネットワーク管理の諸経費を削減する

コスタンザ氏をはじめとするITチームが有力なソリューションを検討した結果、ほとんどのITベンダーは2つか3つの目標を達成できても、5つすべてをクリアできないことが分かりました。ベンダーにとっての最大の難関は、建物の既存のITインフラストラクチャに新しいネットワークを統合しつつ、ユーザーの無線体験を向上させることでした。スタタ・センターは高度なネットワーク設計を採用しており、同じ無線ネットワークに接続した無線デバイスをそれぞれ異なるポリシーでプロビジョニングしています。デバイスが接続しようとすると、無線ネットワークはそのデバイスの認証情報(MACアドレス、ユーザーネーム、パスワードなど)を使って、特定のVLANに動的に割り当てますが、適切なアクセス管理レベルがVLANでも設定されています。また、クライアントごとにファイアーウォール ルール、帯域幅制限、スプラッシュページ設定を割り当てる場合があります。これらのポリシーはすべて、エンドユーザーには見えません。

Meraki は非常に直感的で管理が簡単なシステムと機能群を備えています。無線ユーザーとIT管理者の両方に、素晴らしい使用体験を提供してくれますCSAIL アシスタント ディレクター ジャック・コスタンザ氏

コスタンザ氏は、複数ITベンダーの製品を組み合わせて採用せずに、Meraki の統合型ソリューションのみで上記の5つの目標すべてをクリアすることができました。コスタンザ氏は、最大比合成(MRC)やMIMOテクノロジーなどの技術を利用した Meraki のデュアル無線アクセス ポイントを80台導入し、信号のカバレッジ、安定性、性能を向上させました。「これまで到達不可能なデッドスポットだとあきらめていたような隙間や部屋の隅にも、強力な信号が行き届くようになりました」とコスタンザ氏は言います。クライアント側の信頼性、も大幅に向上し、ITヘルプデスクへの問い合わせ件数も減少しました。クライアント設定やそれに関連する問い合わせが入った場合でも、Meraki のイベント ロギング機能および「ライブ ツール」により、コスタンザ氏のチームは問題の原因をすぐに見極められるようになりました。更にコスタンザ氏は、Meraki のグループポリシーを利用して、必要とされるきめ細かなポリシー制御も実現しました。

最後にコスタンザ氏は次のように述べます。

 「 Meraki は非常に直感的で管理が簡単なシステムと機能群を備えています。無線ユーザーとIT管理者の両方に、素晴らしい使用体験を提供してくれます。」